2009年10月12日-10月16日
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世界規模の鉱山機械組み立てセンターが上海に完成

2009年10月27日

 スウェーデンのハイテク工業グループ「サンドビック」はこのほど、同社の世界最大規模となる鉱山・工事用機械組み立てセンターが上海で落成し、運営を開始したことを宣言した。業界関係者は、「 世界的な規模を誇る組み立てセンターの完成は、世界鉱山機械市場における中国の重要な戦略的地位を十分に示すものとなった」との見方を示している。「中国工業報」が26日に伝えた。

 新しい組み立てセンターは上海市嘉定工業区内に建設され、サンドビックが05年に上海で建設した一期工場の7倍の規模を誇る。同センターは今後、鉱山・工事用機械の組み立て、物流センターとして、サ ンドビックの世界各地の市場に製品を提供していく。

 サンドビックは1985年に中国に進出し、中国は同社にとって最大の市場の一つとなっている。サンドビックの責任者は「急速に成長する中国市場は、我々グループにとって大きな意義を持つ。厳 しい時期であっても、中国では『正常な運営』にとどまらず、『積極的な発展』を得ることができている」と述べる。

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