2009年11月23日-11月27日
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中国、ASEANと新エネルギーの開発利用を積極推進

2009年11月27日

 中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)は今後、新エネルギーと再生可能エネルギー分野の国際交流と協力をいっそう強化し、この分野における研究成果の産業化を加速していく考えを示した。相 応の国際科学技術協力基地を建設し、新エネルギーと再生可能エネルギーの急速な発展を促進する。新華社のウェブサイト「新華網」が26日伝えた。

 26日に昆明市で開かれた「中国-ASEAN新エネルギーと再生可能エネルギー開発利用国際科技協力フォーラム」では、新 エネルギーと再生可能エネルギーにおける協力を深めていくことが参加した政府官僚や専門家の間で合意された。ASEAN科学技術当局のアレキサンダー・リム氏は、中 国とASEANには豊富な新エネルギー資源と再生可能エネルギー資源があり、この分野の開発利用方面で比較的豊富な成果と経験を積み重ねているとし、踏み込んだ協力を展開する上ですでにいい基盤があると述べた。

 科技部国際合作司の王啓明参事官によると、中国政府は長年、新エネルギーと再生可能エネルギーの開発利用に力を入れ、一連の重要な措置を講じてきた。「再生可能エネルギー法」「 中国再生可能エネルギー中長期発展計画」など産業の発展を支える関連政策や法規が打ち出され、新エネルギーと再生可能エネルギーの発展に向けよりよい制度環境を整え、国 際的な科学技術協力に向け有利な条件を創造してきた。

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