2009年12月01日-12月04日
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気象衛星「風雲3号02星」 2012年に発射へ

2009年11月30日

 気象衛星「風雲3号02星」の使用要求がこのほど正式に専門家の審査を通過し、1基目の衛星が2012年に打ち上げられることとなった。衛星の設計寿命は5年。中国気象局の専門家が27日に発表したところによると、「風雲3号02星」は気象予報・予測の正確性向上、気候変動、災害防止、災害減少の分野で役割を発揮するという。科学網が30日に伝えた。

 同衛星は「風雲3号01星」の基礎の上に、信頼性、安定性、観測精度を向上させ、さらに世界の気象衛星発展情勢と国内の現状・ニーズに基づき、段階的な改良と、新たな観測能力を加えたもので、気象災害防止・減少と、気候変動などの分野における、中国の応用能力・レベルを大幅に高めることが期待される。

 「風雲3号02星」は4基の衛星からなり、相互に機能を補い合っている。観測がスタートした後は、中国の世界天気予報観測データの更新が現在の12時間ごとから6時間ごとに短縮され、予報の正確性が約3%高まる。予報可能時間も24時間に延長される。衛星観測回数は6時間に1度となり、気象災害の予測可能時間は約倍になる。

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