2010年01月01日-01月01日
トップ  > 科学技術ニュース>  2010年01月01日-01月01日 >  上海、火力発電の省エネで世界記録更新

上海、火力発電の省エネで世界記録更新

2010年01月05日

 上海最大の発電所、上海外高橋第三発電公司は4日、持続的な技術革新と改善を通じ、2009年の実質稼働石炭を1キロワット時当たり282グラムにまで抑え、2 008年に同社が記録した世界記録287グラムを更新したと発表した。人民日報海外版が5日伝えた。

 同社は昨年稼働したゼロエネルギー脱硫技術に続き、世界初となる省エネ技術「汎用熱回収システム」を導入。馮偉忠総経理によると、これらの省エネ技術を相次ぎ導入したことで、同 社にある単独ユニットとしては容量が国内最大、パラメータが最も高い100万キロワットを超える国産の超臨界石炭火力発電ユニット2台の省エネ・排ガス削減力が一段と向上したという。

※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます