国家林業局は12日、森林のクオリティと林地の生産力を高めようと長年行ってきた模索と実践を経て、財政部と国家林業局が森林保育への補助金交付を決定したことを明らかにした。11の省・自 治区と大興安嶺林業集団公司で森林保育の試験的な試みが始まる。新華社が12日伝えた。
森林保育の最適な時期にあわせ、財政部は補助金5億元を緊急拠出。内蒙古自治区、吉林省、大興安嶺林業集団公司といった天然林資源保護プロジェクトの480万ムー(1ムー=約6.67アール)お よび遼寧省や福建省といった集団林権制度改革典型省区の20万ムーの計500万ムーを対象に森林保育補助金を試験的に交付する。中央財政の補助金基準は1ムー当たり100元。
国家林業局の関係者によると、今回の補助金は生態補助基金制度が成立後、中央公共財政が生態建設を支援する重大措置で、長く心待ちにされてきた森林経営補助金メカニズムの本格的な構築を意味する。