中国インターネット情報センター(CNNIC)が15日北京で発表した「第25回中国インターネット発展状況統計報告」で、中 国のネット人口は昨年12月までに3億8400万人とインターネットの普及が一段と進み、全人口の28.9%に達した。また携帯電話による利用者は昨年1年間で1億2000万人増加し、携 帯電話でのネット利用が高まっていることがわかった。新華社のウェブサイト「新華網」が16日伝えた。
3Gサービスの展開を受け、携帯電話でネットを利用する人の数が急増し、すでに2億3300万人とネット人口全体の60.8%を占めている。携 帯電話やノートパソコンでのネットの使用率は急速に上昇しており、いつでもどこでも使えるネットの携帯化が日増しに顕著になっている。さ らにビジネス取引アプリケーションの急成長も中国のネットアプリケーションのバリエーションをより豊かにし、経済効果の向上にもつながっている。