2010年01月11日-01月15日
トップ  > 科学技術ニュース>  2010年01月11日-01月15日 >  高収量のイネ、71品種が普及

高収量のイネ、71品種が普及

2010年01月20日

 今月16日に閉幕した「第1回中国博鰲(ボアオ)農業科技革新フォーラム」で、中国では高収量性イネの新品種71種が普及、うちスーパー・ハイブリット・イネが64.8%を占めることが報告された。こ うした高収量のイネの植え付け面積は昨年までに3500万ヘクタールにのぼり、1ヘクタール当たり0.9トンの増産で計算すると、すでにのべ3000万トンの増産を実現、経済的効果は700億元を上回る。科 技日報が20日伝えた。

 科技部の関係者によると、中国はスーパー・ハイブリット・イネ研究の成功と急速な普及によってイネの収穫量が大幅に増え、ハイブリット・イネの育種において世界的地位を維持し続けている。中 国人の人口増加と土地減少という厳しい現実を有効に緩和し、社会の調和と安定にかかわる食糧市場価格を安定させ、より良くより速い経済成長を力強くサポートしている。

※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます