2010年01月18日-01月22日
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中国電気工学大典が発表

2010年01月28日

 2000人以上の専門家・学者が5年をかけて編纂した、15巻にわたる中国電気工学分野の大著がこのほど出版された。同書は国の「第11次五カ年計画」の重点出版計画に組み込まれており、江 沢民氏が題名を書いたほか、中国工程院の徐匡迪院長(全国政治協商会議元副主席)による序文が添えられている。中国新聞社が27日伝えた。

 中国電力出版社によって出版された「中国電気工学大典」は、改革開放以来、30年以上にわたる中国電気工学分野の科学研究の業績が示されており、内容は電気工学プロジェクトの設計・製造、建設・施工、生 産・運行、科学研究・教学、プロジェクト管理など様々な分野に及んでいる。また、改革開放以来30年にわたる電気工学各分野の技術発展と経験をまとめ、電気工学各分野における最新技術、設計経験、科学研究成果、発 展動態を十分に示し、国内外の先進的な理念と成熟した経験を集めたものとなっている。

 関係者は、「同書の出版は、中国の電力工業、製造業、情報産業および関連分野に大きな影響をもたらし、中国科学技術の発展に積極的な推進作用を果たすだろう」との見方を表している。

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