大口の鉱物需要が盛んな現在の状況を考慮し、国土部門はこのほど、鉱物調査への資金投入を増加して外部環境全体を向上していくことを決定した。今年、国 土資源部による地質鉱物探査に向けた資金投入は150億元に達する見込み。「科学時報」が5日に伝えた。
中央および地方の地質探査基金も巨額の資金を投入する。関係者によると、鉱物探査企業からの資金投入もさらに高まる見込みで、うち、中央政府直轄の国営企業(金融を除く)が鉱物探査に投入した資金は、5 0%が資本コストから差し引かれるという。
国土資源部は鉱物探査分野において、これまでの「省級政府間における良好な協力」という基礎の上に、今年はさらに新疆ウイグル自治区、西蔵(チベット)、寧 夏回族自治区の部?省との協力モデルを推し進めていくという。
今年の地質調査の重点業務においては、整装探査(政府主導で、さまざまな鉱物を同時に大規模探査すること)がキーワードの一つとなる。整装探査では、石炭、ウラン、鉄、銅、ボーキサイト、カリ岩塩、金 などを探査の主要鉱物とし、鉱物探査にブレークスルーを果たすような鉱山密集区の展開を目指していく。