チリ、ハイチ、四川の大地震は独立したものではない

2010年 3月10日

 チリでM8.8の地震が発生したというニュースで、多くの人が最近発生したハイチと四川省の大地震を連想したことだろう。チリ、ハイチ、四川の大地震には、何かの関連性があるのか?この問題について、中国地震局地球物理所の許紹燮研究員(中国工程院院士)にインタビューした。「科学時報」が10日に伝えた。

 許研究員は「私は、地震には進化と重複という2つの面があると思う。チリでは1960年にもM9.5の地震が発生しており、このほど再びM8.8の地震が発生した。四川省ブン川付近でも歴史上大地震が発生したことがある。ハイチも不安定な地域で、地震の発生は1度きりではなかった。これらの地点では、時間は違うものの、とても近い場所で地震がおきている。つまり地震が重複して起こっていると言える。これと同時に、発生する地震は毎回それぞれ異なっているものだ。宇宙や地球が進化しているため、地震も進化を続けているのだ。大地震は世界的な尺度で発生する産物であり、チリ、ハイチ、四川の地震がそれぞれ独立していることはありえない。

 資料によると、地震の活動は太陽の活動、四季、昼夜とも関係する。つまり、▽100年単位でみると、太陽の黒点活動が最低の時期が、大地震が頻発する時期にあたる▽大地震は夏至と冬至に発生することが、春分と秋分より多い▽大地震の発生は正午から夜にかけてが多い--など、これらの現象が偶然なのか、相互に関係があるのかは、まだ結論に達していないが、研究の価値はあるだろう」と述べた。

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