2010年03月08日-03月12日
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中国最大の総合炭田が大規模な開発へ

2010年03月10日

 中国最大の総合炭田、新疆・準東炭田はこれまでに、道路や電気、水道など35億元のインフラ投資が行われ、まもなく大規模な開発に入る。新華社のウェブサイト「新華網」が9日伝えた。

 新疆昌吉回族自治州に位置する準東炭田は、東西220キロメートルの細長い地帯に3900億トンの石炭埋蔵量が確認されている、中国最大の総合炭田。吉 回族自治州石炭電力石炭化工産業発展指導チーム弁公室の劉春生副主任によると、準東炭田のインフラ総工費に35億元かかり、昨年1年だけで15億元近くに達した。準東道路がすでに開通したほか、烏魯木斉( ウルムチ)-准噶爾(ジュンガル)間鉄道は194キロメートルが完成、ウルムチ北駅から五彩湾鉱区までの区間が開通し、年間1500万トンの貨物を輸送している。

 準東炭田は今年、4つの炭鉱事業をはじめ、3つの石炭電力建設事業、5つの石炭化工事業といった12プロジェクトに取り掛かり、石炭総生産量3000万トンを突破する計画だ。

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