中国航空工業集団公司が独自に開発した大型ヘリコプター「AC313」の初飛行が18日午前、江西省景徳鎮で行われる。中国広播網が17日伝えた。
AC 313は最新技術を採用し、国際的な耐空性基準と耐空性審査に照らして独自に開発・設計された、まったく新しい民間用ヘリで、1トンから13トンクラスのシリーズがそろい、中 国にとって過去最大のブレークスルーを果たしたことになる。
AC 313は大きなキャビンで運搬能力が高く、幅広い分野に適応でき、航続距離が長いといった特徴をもつ。その構造やシステムの安全性が全面的にグレードアップし、メンテナンスや乗り心地、経 済的にも優れている。また高温や酷寒、山間部、海洋など複雑な地域にも対応できる。
中国航空工業集団公司科技委員会の張主任によると、同社では現在、20-30トンクラスの民間用大型ヘリの開発に取り組んでいるという。