IBMは23日西安で記者会見を開き、大中華圏ソフトウェアグループ華西区のほか、開発センター、グローバルソフトウェア分析実験室、地域ソフトウェア開発センターを西安に設立し、中 国企業やグローバル企業のビジネス・インテリジェンスとビジネス・アナリシスに対する急速な需要増に対応していくと発表した。新華社のウェブサイト「新華網」が23日伝えた。
中国開発センターはすでに北京・上海・台湾・香港に5千人以上のIT人材を擁する、IBM最大の開発センターだが、今 回開設される西安開発センターと西安グローバルソフトウェア分析実験室には200人の人材が配置され、西部の企業へのサポートとサービス、そ れに中国開発センターの総体的なビジネス分析力を極限まで強化したい考えだ。
開発センターは人材の宝庫である西安の優位性を十分に生かし、地元の人材吸収と育成に取り組み、10年をめどに研究チームの開発力を一層強化していく計画だ。