2010年03月29日-03月31日
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各国の科学者ら 月探査めぐりマカオでシンポジウム

2010年03月30日

 マカオ科学技術大学と中国科学院国家天文台はこのほど共同で「月科学国際シンポジウム」を開催、月探査プロジェクトを担当する中国、日本、インドなど6カ国の科学者がマカオに集った。各国の科学者は、そ れぞれ自国の現在および未来の月探査計画を紹介、月科学分野の最新研究や、関心のある問題について互いに交流し、討論を行った。「科学網」が28日に伝えた。

 主催者代表であるマカオ科学技術大学の許敖敖校長は開幕式の挨拶の中で、「6カ国の科学者40人あまりがマカオで友好的なコミュニケーションを行うことは、月・惑星科学への人類の認識を深め、宇 宙の平和利用の健全な発展を推し進めるのに役立つでしょう」と述べた。

 会議では、中国科学院の欧陽自遠院士、日本宇宙航空研究開発機構の加藤学教授、インド物理研究実験室のGoswami教授がそれぞれ人類月科学に向けた貢献と研究特徴を紹介した。

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