中国の一般の消費者がついに線路と道路の両方走行可能な環境にやさしいDMV(デュアル・モード・ビークル)を実体験できる日が訪れた。世界初、太陽光発電と充電システムを搭載した低炭素型DMV、比 亜迪「F3DM」が29日、個人消費者向けに発売されたのだ。販売価格は16万9800元。「人民日報」が30日伝えた。
世界初の充電スタンドに頼らない電気自動車「F3DM」は08年末の発売以来、政府や会社向けに1年余り試験的な販売を行ってきた。
近年、全国各地で充電スタンドが競って建設され、個人消費者向けの時期も徐々に熟してきた。今回の発売により、国内では新エネルギー自動車の普及が一段と加速するものと思われる。