2010年04月01日-04月02日
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中国科学技術協会、26分野の進展状況を報告

2010年04月09日

 中国科学技術協会による「学術建設発表会」が8日、北京で開かれ、同協会副主席で中国科学院常務副院長の白春礼氏が大気科学など26分野の進展状況と今後の動向に関する「 2009-2010年度学問進展状況」を発表した。人民網が8日伝えた。

 同協会は昨年、大気科学や古生物学、微生物学など26分野の発展状況に対して分析を行い、その結果をアカデミー会員56人と専門家1561人が「学問発展報告(2009-2010)26巻」と「総合巻」と してまとめ、2300人近くの専門家から訂正意見が寄せられた。

 白氏はこれらの発展状況を総合分析した結果として▽第一に、国家戦略の発展に貢献し、経済・社会の持続可能な発展を促していること▽第二に、多くの基礎学問研究で成果が実り、学 際的研究が発展してきていること▽第三に、経済的な需要が技術革新を促し、学問の進歩と産業発展を促進していること▽第四に、インフラ施設が技術の発展を支え、研究成果が国家計画や民生に役立てられていること—と いう4つの特徴を挙げた。

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