2010年04月01日-04月02日
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国際軍事技術見本市が重慶で開幕

2010年04月09日

 第9回中国ハイテクフェアおよび第5回軍事技術・民間技術見本市(以下、見本市)が8日、重慶で開幕した。国内外の企業1600社以上が1万3000点の洗練されたハイテク成果を持ち寄った。なかでも中国の十大軍事工業グループによる「軍民提携・革新発展」をテーマとした展示に注目が集まる。開幕式には、劉延東・国務委員と重慶市委員会の薄熙来書記が出席した。「科技日報」が9日伝えた。

 1999年に始まった重慶ハイテクフェアおよび見本市は今回、展示内容が例年より増え、「軍民提携、革新発展」というテーマが際立つものとなった。科学技術部、工業情報化部、中国科学院中国工程院、中国発明協会、重慶市政府が主催、中国人民解放軍総参謀部、総後方勤務部、総装備部が協賛。

 今回の見本市はハイテク総合展、国際ハイテク総合展、軍民両用技術展をはじめ、新エネルギー、情報通信、装備製造、省エネ・環境保護、現代ロジスティックス、バイオ医療といった6つの専門展が開催される。また戦略的新興産業や軍民提携産業に関する発展フォーラム、知的財産権国際フォーラムなどのハイレベル・フォーラムのほか、航空技術報告会や万博技術革新報告会などのイベントも催される予定だ。

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