国内初の大型サーバ「天梭TS850」が近く公開される。これは中国が独自に設計、開発、製造を手がけた大型サーバシステムで、ようやくグローバル企業による長年の独占を打破した。中 国青年報が13日伝えた。
情報産業とクラウドコンピューティングの核心設備である大型サーバの開発は、経費がかかるハイリスクな大型ハイテクシステム事業だ。現在、独自で開発できるのは世界の大手数社のみ。同 サーバの各技術指標は世界のトップレベルにあり、金融、電気通信、エネルギーなど国民経済の鍵となる業界が必要とする24時間態勢の情報化に対応できる。
「天梭TS850」は、浪潮電子信息産業公司の「高性能サーバ・記憶装置技術実験室」による研究成果で、この実験室は企業に初めて設立された国家重点実験室だ。