国家国際科技協力基地プレート授与式と国際科技協力産業パーク起工式がこのほど、広州民科園で行われ、科技部国際合作司の馬林英副司長が広州民科園にプレートを授与した。会場では、広 東省の企業10社余りがウクライナやブルガリアなどの企業と350万ドルにおよぶ技術協力契約を取り交わした。科学時報が15日伝えた。
広東省科技庁の李興華庁長は、「国際科技協力基地の建設は広東省が国際的な技術協力を展開する重要な皮切りとなる。広東省には認定済みの国際科技協力基地が38カ所にあり、う ち12カ所が国家級の科技協力基地だが、今回プレートが授与された広州民科園は園区としては全省で唯一の国家級協力基地となる」と話した。
敷地面積260平方メートル以上の国際科技協力産業パークは、中国が旧ソ連諸国への技術導入や産業移転を進める初の大型ハイテクパーク。今回の起工式で、広 東省の旧ソ連諸国に対する技術協力は産業化の重要な段階に入ったといえる。