北京清華大学の袁副学長は16日、清華大は米大学の奨学金制度を採用して国外の優秀な学生を呼び込んでいく方針を明らかにした。科学網が20日伝えた。
袁副学長はこの件については現在計画段階だとし、最終的にどうなるかは今後の状況をみる必要があるとした。
「総体的に中国は世界と切っても切り離せないところまできている。中国の発展は世界と切り離せないし、世界の発展もまた中国と切り離して考えることはできない。中 国の大学などの高等教育でも国外の大学との関わりが深くなっている。この点から考えて、奨学金を設立し、世界の優秀な学生を中国に呼び込んでいくのも当然の成り行きだといえる」と袁副学長は語った。
世界が抱える大きな課題はすべて中国に存在する。世界の問題を解決したければ中国に行ってみる---これは今、世界の学術界で共通の認識となっているという。(編集KA)