アジア最大級（総重量1250トン）の油圧式クローラクレーンが19日、遼寧省撫順市でラインオフした。同クレーンは現地で最大吊上重量テストを終えた後、顧客への納品が行われた。新 華網が19日に伝えた。
知的所有権を有するこの超大型クレーンを製造したのは、中国機械採掘業をリードする遼寧撫挖重工機械有限公司だ。徐楗元・董事長によると、同 公司は中国一冶集団と同クレーンを含む計12台の大規模な販売契約を結んでおり、取引総額は1億4千万元に上るという。
中国機械産業協会の蘇子孟秘書長によると、アジア最大を誇る同クレーンの納品・使用は、中国の超大型クレーンの製造が世界トップレベルに到達したことを意味する。09年、中 国の建設機械業界は金融危機のマイナス影響を克服し、販売額が3100億元に上ったという。