2010年05月24日-05月28日
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中国初、IR-UWB通信ネットワークが完成

2010年05月24日

 天津大学と北京天路エネルギー有限公司はこのほど、400Ahという超大容量の円筒形リチウムイオン電池の開発に成功した。「科技日報」が22日伝えた。

 天津市科技評価センターの専門家は21日、天津大学でこの成果を検証。検証に出席したアカデミー会員や専門家によると、この成果により円筒形動力用リチウムイオン電池の正負極の材料における適合性、技 術の最適化、電池内部構造の設計などに存在するカギとなる技術問題が解決され、大容量で安全性が高く、寿命が長い新型の動力用電池の研究に新たな道を開いた。検索により、こ の成果は世界トップレベルにあると認定された。

 すでに世界で報道されている円筒型リチウムイオン電池の最大容量は50Ahだが、中国が今回開発した円筒型単体リチウムイオン電池の容量は400Ahあり、世界的にみても「超大容量」といえる。

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