中国初となるAMOLED(アクティブ・マトリックス型有機EL)パイロットスケール試験生産ラインがこのほど、江蘇省昆山市に完成した。A MOLEDのコア技術の発展においてまた重要な一歩を踏み出した。このパイロットスケール試験生産ラインで将来的にはAMOLEDすべての技術開発を行い、中 小型から大型にいたるまでどのサイズのAMOLEDでも少量生産し、最大17インチのテレビ用AMOLEDディスプレイ開発を手がける。「科技日報」が2日伝えた。
AMOLEDは有機ELディスプレイのピクセルアレイをTFT (薄膜トランジスター)バックプレーンに形成するディスプレイ技術で、OLED技術の重点として注目を集めている。
今回完成したパイロットスケール試験生産ラインは昆山工学研究院新型フラットパネルディスプレイ技術研究センターが中心となって建設した。