2010年06月07日-06月11日
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武漢、LEDチップ生産基地建設へ 投資額10億元

2010年06月07日

 これまでLEDチップの核心技術の欠如により、中国のLEDメーカーは産業チェーンの下流に集中し、中国のLED産業の発展を制約してきた。今月3日、武漢光谷微電子公司と日本のインターテック社が共同でこの制約を打破することになった。「科学日報」が6日伝えた。

 武漢光谷微電子公司とインターテック社はLEDチップ生産核心技術導入に関する戦略提携協議を取り交わした。中日企業が協力して国内ではまだ空白のLEDチップ生産に必要なブルーレイバンド技術を導入し、中国にLEDチップの核心技術が欠如している情況を変える。

 武漢光谷微電子公司のコウ遠平董事長によると、LEDチップ事業の導入を通じて現状の単なる代理加工や輸入といった局面から決別し、自ら核心技術を使った生産に転換することで、LED生産コストを抑え、LED製品の普及率を高めるのに積極的な役割を果すと同時に、中国の今後のLEDチップ核心技術の創出に強い影響を与えていく。協議によると、武漢に10億元を投じてLEDチップ生産基地が建設される。

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