国家品質監督検査検疫総局によると、中国が作成した標準草案「家庭内マルチメディア・ゲートウエイ・ネットワーク・ガイダンス（Multimedia gateway in home networks - Guidelines）」が、中国主導の家庭内ネットワークとしては初めて、国際電気標準会議（IEC）の国際標準に採用された。標準テキストは今年出版予定。同 分野の自主革新技術の普及と産業発展に積極的な役割を果たすことが期待される。中国網が28日伝えた。
デジタル音声や動画の国際標準に関わる核心技術はこれまで日本、韓国、欧州、米国などがリードしてきた。中国は06年、同草案の作成に向け、国際標準プロジェクトをスタート。当初、国 家委員会との草案段階でさまざまな国際的な妨害にあったが、多くの困難を乗り越え、最終的に国際標準への採用にあたっては全会一致の賛成票を獲得した。