中国初の航空産業基金である「中国航空産業基金」が6日、正式に設立された。最終的な調達資金目標は200億元だという。「新華網」が6日に伝えた。
中国航空工業集団公司が6日に明らかにしたところによると、航空産業およびその関連分野に関する中国初の産業投資基金「中国航空産業基金」は、中国航空工業集団公司と中国建設銀行が共同で発起・設 立したもので、それぞれの傘下企業が共同で設立した管理企業である天津裕豊株式投資管理有限公司が管理を担当する。
同基金は、公司制の人民元株式投資基金であり、第一段階の規模は50億元以下となっている。初期の10億元はすでに調達が完了し、投資先企業も決定している。第2期は15-25億元で、現 在調達が行われており、天津市政府が5億元-10億元を出資することを承諾している。
同基金は、長期的には200億元を調達することを目標としており、将来的には大規模かつ影響力のある有名な産業基金に成長し、中国の航空産業および関連分野の産業発展を推し進めていく。