2010年07月05日-07月09日
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WHOのバイオ薬品標準制定に中国の参加は欠かせない

2010年07月09日

 8日に開幕した「第2回全国健康科技ハイレベルフォーラム及び新型特効薬博覧会」で、「第11次5カ年計画(2006年-2010年)」での技術克服を通じて、中 国のバイオ薬品開発や標準制定技術が国際的に認められるようになったことが明らかにされた。「科技日報」が9日伝えた。

 国家薬品監督管理局中国薬品バイオ製品検定所の王軍志所長は「09年9月末、中国は世界初となる新型インフルエンザウイルスのワクチンを開発し、世界の注目を集めた。このことで、中 国のバイオ製薬開発技術をはじめ、GEP品質標準システム構築および評価システムはすべて国際標準に達していることが証明された。今では世界保健機関(WHO)のバイオ薬品標準制定には中国の参加が欠かせない。中 国はこれまでに『WHOワクチン技術手引書』など数多くの国際的な技術標準の制定に関わってきた」と紹介した。

 王氏によると、薬品の開発から使用過程における薬品の安全性を制約する鍵となる技術を攻略するために、中国は薬品の安全性をコントロールする技術を構築し、高める必要に迫られているという。

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