2010年07月09日
「第2回全国健康科学技術ハイレベルフォーラム」および「新特薬博覧会」が8日、北京で開幕した。科学技術部の万鋼部長は、健康をめぐる科学技術の発展に向けた10のポイントと方向を打ち出した。「
科技日報」が9日に伝えた。
- 病気の予防・治療に向けた技術研究と普及を強める。重大疾病、重大伝染病、一般疾病などの予防、診断、治療能力を高めていく。
- 新薬の製造と大型医薬企業の技術改造を強める。さらに大規模で、国際的な競争力のある大型医薬企業を育成していく。
- 薬品の安全に向けた科学技術を強化する。実験室から病人にいたるまでの全プロセスにおける、薬品の安全技術システムを打ち立てる。
- 食品の安全に向けた科学技術業務を強化する。畑から食卓にいたるまでの食品安全技術システムを打ちたて、食品の安全レベルを大幅に高める。
- 医療機器の国産化を加速し、自主イノベーション製品を国内外の市場に打ち出していく。持続可能な自主開発ができるハイテク技術企業を育成し、医療機器の国産化を速めていく。
- 出生に関わる安全技術の研究と普及を強める。▽人口の抑制▽出生時リスクの低減▽妊婦・産婦・新生児の死亡率低下▽出生に関わる健康レベルの向上--に向け、技術的サポートを提供する。
- 基層医療衛生サービス機関における、科学技術モデル業務を展開し、科学技術レベルを大幅に高める。
- 中国医薬の現代化、国際化を加速し、中国医薬の世界における地位を保持・強化する。
- 全国民の健康づくりに関する技術の研究と普及。
- 「国民健康知識普及・科学技術行動」を展開していく。国民の健康に向けた科学的ニーズに焦点を当て、先進的で実用的な技術と医療・衛生・保健知識を、テレビ・ラジオ・新聞・講座などを通じて普及し、国
民の病気予防能力を高める。