第4次北極観測隊海洋生物生態チームは13日、ベーリング海の海底盆地1000メートルの深海で、これまで見たこともない、赤色を帯びた半透明の生物を採取した。この生物は身長約2センチ、幅約0.5センチ、魚の丸い尾びれのような端が平たい紡錘形の形をしている。船上の設備でははっきりした脊椎などは観測されず、観測隊のメンバーの海洋学者もこの生物がどの分類に属するか判断できないという。写真は、観測隊員が顕微鏡でこの未知の生物を詳しく観察しているところ。「京華時報」が14日伝えた。