2010年07月12日-07月16日
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中国、大型ロケットを2014年に打ち上げへ

2010年07月15日

 中国有人宇宙船「神舟」の総設計者である戚発ジン(車に刀)氏(中国工程院院士)は14日、成都図書館で講演した際、中国が2014年に積載能力20トンの大型ロケットを打ち上げる予定であることを明らかにした。中国網が15日伝えた。

 今中国で最先端のロケットが宇宙空間に送り込める貨物重量はせいぜい数トンといったところ。そこで研究者らはより大きな推力をもつロケットの開発に取り組み始めた。その積載能力は20トン以上、2014年に打ち上げ予定だ。このロケットは天津で組み立てられ、甘粛省の酒泉、山西省の太原、四川省の西昌のどこで打ち上げられることになっても、列車で運搬するほかない。直径が長い大推力のロケットを列車で運搬するとなると、トンネルをくぐったり、橋を渡るのが課題となるが、海南省の発射センターが建設されれば、発射基地まで船でロケットを運搬できるようになる。

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