中国唯一の農業ハイテク産業モデル区で知られる陝西省楊凌市では、世界的な農業科技革新型都市を建設しようとさまざまな発展計画の準備が進められてる。「科技日報」が19日伝えた。
楊凌農業ハイテク産業モデル区は1997年7月の設立からすでに13年が経つ。楊凌の都市機能は日増しに整い、住民の居住環境もよくなり、田園風景が広がる農業ハイテク都市へと生まれ変わった。
陝西省委と省政府は最近、国務院の「楊凌農業ハイテク産業モデル区支援政策継続に関する回答」を徹底的に実施する意見を発表し、行政区画調整の推進をはじめ、楊凌2級コアシティの建設計画を作成・実施し、都市化を力強く推し進めていく内容を盛り込んだ。
同意見では未来の楊凌について、陝西省の農工業発展に関わる、国内一流、世界有数の農業ハイテク革新型都市とするとしている。2020年までにモデル区は人口30万人、面積35平方キロメートルに達する見通し。