2010年07月19日-07月23日
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中国の自動車業界、第2四半期の景気指数が発表

2010年07月23日

 国家統計局中国経済景気観測センターと新華信国際情報コンサルティング(北京)有限公司は21日、2010年第2四半期の「中国の自動車業界景気観測指数」を発表した。「中国新聞網」が22日伝えた。

 これによると、中国の自動車業界の景気指数は105.7で、前四半期を0.1ポイント下回り、3四半期連続の成長に終止符を打った。昨年の高成長の慣性と政策の持続的効果により、自動車業界は安定した成長を続けている。中国の自動車市場は09年の急騰以降、今年に入って徐々に持続可能な成長の軌道に入っている。2010年第2四半期の自動車市場は政策刺激と経済好調が重なり、生産・販売台数が持続的に伸び、経済効果があらわれ、業界の景気は比較的高い水準を保った。

 一方、自動車業界の警告指数は133.3で前四半期と横ばいとなり、自動車業界の運営状況が安定方向に向かっていることを反映しているが、販売代理店のマネージャー指数は91.7と、2四半期連続で100を下回り、前四半期より6.2ポイント下がった。今は販売台数が落ち込む時期で、販売代理店マネージャーに売上を伸ばす自信がないことを反映している。

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