2010年07月26日-07月30日
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西部初の科技資源情報システム、成都に誕生

2010年07月26日

 中国西部初の科技資源地理情報システム「ハイテク成都全景図」が23日、正式に使用可能となった。科技資源のナビゲーション・検索・問い合わせの機能と科技オンラインサービスとの統合を通じて、成都における科学研究用大型器具の共有や科学技術分野の成果結合のための情報をインターネット上で問い合わせることが可能となった。「科技日報」が25日伝えた。

 「ハイテク成都全景図」は、資源情報・サービス指南・機構団体・電子地図などの機能を一体化し、大学・研究所・重点実験室・技術センター・重点企業などの資源を統合した、成都全域をカバーするデジタルオンラインマップ。この電子地図は、「見やすい・読みやすい・使いやすい」を実現し、電子地図基本機能サービス・科技資源ナビゲーションサービス・科技資源問い合わせ検索サービス・サポート管理サービス・コールセンターシステムなどの多くの便利なサービスをユーザーに提供する。

 成都市科技局の紹介によると、成都市内の産学研究結合・科技成果移転・大型器具共有などの科技公共サービスは今後、このシステムを通じて問い合わせすることができるようになる。

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