2010年08月23日-08月27日
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ハイテク産業開発区が西部地区を牽引する「エンジン」に

2010年08月25日

 西部大開発戦略の実施から10年、西部地区の国家級高新技術開発区(ハイテク産業開発区)は自主革新の「リーダー」および西部地区の地域経済発展を牽引する「エンジン」となってきた。新華社のウェブサイト「新華網」が24日伝えた。

 24日に開催された「2010年国家高新区発展戦略シンポジウム」において、西部地区にある13の高新区の09年の営業収入は前年比20.3%増の1兆1325億1000万元、工業生産高は21.5%増の9396億3000万元、工業増加値は21.8%増の2682億1000万元、純利益は23.3%増の575億6000万元、輸出による外貨収入は24.1%増の153億1000万元だったことが明らかにされた。

 科技部火炬センターの馬彦民副主任によると、貴陽高新区、成都高新区、昆明高新区の輸出による外貨収入は50%以上伸び、多くの高新区が西部地区の経済発展を促進するのに重要な役割を果たしている。特に、世界的な金融危機のなか、高新区は多くの地方政府が金融危機に対応し、成長を維持し、構造を調整し、飛躍的な発展を遂げる重要な力になっている。

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