中国の有人潜水艇 南中国海海底に国旗立てる

2010年 8月30日

 科学技術部と国家海洋局は26日に記者会見を行い、中国が自主設計・自主開発した初の有人潜水艇「蛟竜号」が深さ3千メートル級の潜水テストに成功したことを明らかにした。最大深度は3759メートルに達した。これにより中国は、米国、フランス、ロシア、日本に続き、深度3500メートル以上の有人潜水技術を把握した5番目の国となった。「文匯報」が28日に伝えた。

 「蛟竜号」は海中で静止し、作業目標物の位置をしっかりと測定できるほか、最新の水中音響通信と海底地形測定能力を持つ。画像や音声を高速伝送し、海底の小さな目標物を測定することも可能だ。「蛟竜号」には他にも高性能のツールが数多く搭載されており、特殊な海洋環境や海底地質条件下でのサンプル採取、採掘などの複雑な任務を確実に行うことができる。

 「蛟竜号」プロジェクトが重大なブレークスルーを達成したことで、中国の海洋科学者たちは今後「メイド・イン・チャイナ」の潜水艇で作業を行うことができるようになった。

 「蛟竜号」は将来、科学者やエンジニアを乗せて深海に潜り、海山、海嶺、熱水噴出孔などの複雑な海底地形において様々な科学調査を行うほか、深海における鉱物探査、高精度な海底地形測量、不審物の調査と捕獲などを行っていく。また、水中機器の配置、海底ケーブルやパイプラインの検査および、その他の海底探査および引き上げなど複雑な作業を実施していく。

 「蛟竜号」は2010年7月に南中国海での潜水に成功した際、海底に中国の国旗を立てたという。

※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます

さくらサイエンスプランウェブサイト

さくらサイエンスプランウェブサイト

 

中国関連ニュース 関連リンク

オリジナルコンテンツ

柯隆が読み解く

2014/2/18更新
「中国の歴史問題」

富坂聰が斬る!

2013/12/27更新
「中国賃金事情」

和中清の日中論壇

2014/2/3更新
「失望」に潜む米国のメッセージと日本の「積み木崩し」

田中修の中国経済分析

2014/2/7 新コーナー開設
「中央経済工作会議のポイント」

服部健治の追跡!中国動向

2014/2/27 新コーナー開設 「安倍総理の靖国神社参拝に想う(上)」

川島真の歴史と現在

気鋭の研究者が日中関係を歴史から説き起こす。幅広い視点から新しい時代の関係を探る。

科学技術トピック

New

2014/3/5更新
「赤外線カメラと簡牘資料の日中共同研究」
工藤 元男

取材リポート

New

日中関連、科学技術関連のシンポジウム・講演等を取材し、新鮮なリポートをお伝えします。

中国の法律事情

New

2014/3/7更新
「百度(バイドウ)の著作権侵害をめぐる攻防の結末」朱根全

日中交流の過去・現在・未来

日中交流のこれまでの歩みとこれから

日中の教育最前線

日中の教育現場の今をレポート

中国国家重点大学一覧

 

中国関連書籍紹介

New

2014/3/12 書評追加掲載

文化の交差点

New

2014/3/18更新
「日本における中国古代絵画」朱新林

中国実感

日本人が実感した中国をレポート

印象日本

中国が日本に滞在して感じたことをレポート

CRCC研究会

過去の講演資料、講演レポート

CRCC中国研究サロン

過去の講演資料、講演レポート

最新イベント情報

アクセス数:31043468