2010年08月30日-08月31日
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アジア最大のスパコン生産基地、天津に完成

2010年08月31日

 中国初の100テラFLOPS (毎秒100兆回の演算速度)以上のスパコン「曙光5000A」とペタFLOPS級スパコン「星雲(Nebulae)」の知的財産権をもつ曙光計算機天津産業基地が、年間50万台のPCサーバーと2000台のスパコンを生産する能力を備え、アジア最大のスパコン生産基地となった。「中国新聞社」が30日伝えた。

 天津曙光計算機産業基地有限公司の裘效柯副総裁は30日午後、国内外メディアの取材に応じ、同社が自主開発・製造した「曙光5000A」はすでに天津で大量生産されており、「星雲」はラインオフし国家スパコン深センセンターに搬送されたことを明らかにした。敷地面積4ヘクタール、新工場2万平方メートル、年間50万台のPCサーバーと2000台のスパコンを生産する能力を備えた曙光天津産業基地の第2期工事はすでに予定より早く竣工し生産を開始している。

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