国家測量局の徐徳明局長は14日に山東省臨沂市で行われた「デジタル都市全国展開」の始動式にて、「デジタル都市の試験的建設と普及活動はすでに全国地級市の3分の1を占める112都市で展開されている。2015年には『デジタル中国』が構築されるだろう」と語った。「科技日報」が15日伝えた。
デジタル中国は国民経済と社会の情報化の重要な構成部分で、地理空間情報の国民経済と社会の情報化に基づくもので、中国のすべての自然資源情報と経済・社会・人文情報をコンピュータ上で統一のデジタル化表示することを指す。主に地理情報システム(GIS)、リモートセンシング、衛星測位などハイテク技術の手段に用いられ、膨大な情報をデジタル化して地理情報の中に組み入れ、コンピュータ上でバーチャル表示する。これはオープン式の複雑なシステムであるため、各部門が統一計画や協力し合い、情報資源を共有し、資源のムダや重複構築がないようにしなければならない。