2010年09月13日-09月17日
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中国、インターネット大国から強国への模索

2010年09月16日

 工業情報化部情報化推進司の董宝青副司長はこのほど北京で開かれた「2010年次世代インターネットの発展と応用フォーラム」において、「中国は世界のインターネット大国となったが、まだインターネット強国ではない」と語った。14日付けで「科学時報」が伝えた。

 中国の経済状況は世界的な金融危機の影響下にあって、比較的大きな圧力に直面しているにもかかわらず、中国の温たーネットの発展は依然として急成長を続けている。インターネットの応用範囲の拡大・深化に伴い、中国はインターネット大国から強国に邁進する必要がある。

 大国から強国になるため、次世代インターネットを推進するにはまだ多くの仕事が残っている。

 教育部科技司の陳盈暉副司長によると、中国は現在、新型工業化の道を模索し、新たな成長点を探すことで飛躍的な発展を実現しようとしている。次世代インターネットがこのきっかけを提供し、社会の情報化への投資を牽引し、ネットワーク製造業、情報サービス業などに大きな発展の可能性をもたらすだろう。

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