2010年10月01日-10月01日
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月探査衛星「嫦娥2号」、月周回軌道入りに成功

2010年10月08日

 人民日報は6日、月周回衛星「嫦娥2号」が北京時間の同日午前11時6分(日本時間の同日午後0時6分)ごろ、月周回軌道入りに成功したと報じた。

 北京宇宙飛行管制センターの麻永平副主任によると、制動実験は衛星飛行で最も鍵となる軌道修正。嫦娥2号が月に近づいたときの飛行速度は相当なもので、減速しなければ月から離れてしまう。周回飛行の実現には制動をかけ、月の引力で周回する月の衛星とすることが不可欠という。

 北京宇宙飛行管制センターは北京時間の午前11時6分ごろ、嫦娥2号に指令を送り、エンジンを点火、約32分後に停止した。遠隔観測データによると、嫦娥2号は1周約12時間の周回軌道に入った。

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