「世界をネットワークでつなぐ、無限のコンピュータ」をテーマにした「2010年中国コンピュータ会議」が11日、杭州で開幕した。科学技術界、教育界、経済界から国内外のコンピュータのスペシャリストが1200人以上参加し、コンピュータ技術と産業の発展方向について議論した。2003年に中国コンピュータ学会（CCF）が同会議を開催して以来、今年は参加者が過去最多となった。「中国青年報」が12日付けで伝えた。
会議ではクラウドコンピュータ、検索、コンピュータセキュリティ、モノのインターネット、データセンターのインターネット革新、マルチコア技術など７つの議題をめぐり議論が繰り広げられた。
中国コンピュータ会議は中国のコンピュータ分野において最もグレードが高い、最大規模の学術の祭典。コンピュータおよび関連分野の最新の進展やマクロな発展動向が話し合われるほか、中国の学術界や企業界の最新の成果も発表され、それぞれの分野のスペシャリストに議論と必要な情報を得る場を提供している。