2010年11月01日-11月05日
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中国の商用ディスプレイ、350億元を超える市場に

2010年11月01日

中国電子映像業界協会を筆頭とする「中国商用ディスプレイ産業連盟」が28日、北京で設立した。ホテル業界や屋外広告業界などのニーズの高まりにより、商用ディスプレイ業界は年間350億元を超える市場規模に成長し、今後5年で年平均成長率は25%に達すると業界関係者は予測している。10月29日付「中国証券報」が伝えた。

商用ディスプレイのシステム及びアプリケーションは絶えず進歩し続けており、商用ディスプレイは電子情報産業の中でも特に急成長をみせ、いまやホテルのテレビや大型スクリーン専用ディスプレイ、組み立て型大型スクリーン、電子看板、電子黒板、屋外広告ディスプレイ、デジタルプロジェクターの放映など多くの分野で目にするようになった。

細分化が進む商用ディアスプレイ市場の中でも、エネルギー資源、教育、交通、政府および公共サービス、公共施設といった5大市場は最も高い成長が見込める。なかでも政府の需要は持続的に高まっているが、LG、パナソニック、サムスン、フィリップスといった外資系ブランドが長年の努力とブランド影響力により、国内の商用ディスプレイ業界において主導的な地位にあり、TCL、康佳といった国内メーカーは後れを取り戻そうと励んでいる。

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