2010年11月08日-11月12日
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中国 EV充電設備の計量検定規程が発表

2010年11月11日

深センで開催された第25回世界電気自動車大会は世界中からの注目を集めた。中国のエネルギーサービス企業・科陸電子が自主開発した一連の電気自動車(EV)充電設備検査製品と、深セン計量質量検測研究院が推進する電気自動車充電設備の計量検定規程が8日、深センで発表された。これは、中国の電気自動車充電設備の規範化・産業化に向けた発展にとって重要な意義を持ち、国内の空白を埋めることとなる。「科技日報」が11日に伝えた。

中国の電気自動車産業が急成長したことで、電気自動車の充電設備産業にも巨大なビジネスチャンスと広大な市場がもたらされた。国家電網公司は年末までに全国27都市で電気自動車充電スタンド75カ所、充電柱6029カ所を試験的に設置する計画だ。南方電網公司も充電設備の大規模な建設を全力で推し進めている。計画によると、2012年までに、深センだけでも各種の充電ステーション(柱)1万2750カ所が設置されるという。

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