2010年11月15日-11月19日
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第12回ハイテク成果交易会、深センで開幕

2010年11月16日

第12回中国国際ハイテク成果交易会が16日から21日にかけて、中国・深セン市(広東省)で開催される。「科学技術による転換とイノベーションによる発展」をテーマとする今回の交易会では、新興産業、低炭素技術、民生技術などに関する成果が中心に展示され、経済発展パターンの転換におけるイノベーションの重要性がアピールされる。「科技日報」が16日伝えた。

 深セン市の袁宝成副市長は15日の記者会見で、今回の交易会について、戦略的新興産業と密接にかかわる優位性のあるプロジェクトや最先端技術の展示に重点が置かれている、と説明した。袁副市長によると、中国国家発展改革委員会の出展ブースには▽省エネ・環境保護▽次世代情報技術▽バイオ▽新エネルギー▽新素材▽ハイテク設備製造業▽新エネルギー車—の7つの戦略的新興産業に関する展示エリアが設けられる。また中国工業情報化部の展示ブースには▽工業省エネ▽クリーン生産▽環境保護▽資源の総合的利用--などに関する技術的成果や設備製品、先進的実用技術が展示される。このほか、省・市の出展ブースや各専門業者の出展ブースも、そのほとんどが戦略的新興産業分野を中心にしたものという。

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