劉延東国務委員は16日、米エネルギー省のスティーブン・チュー長官一行と北京で会談した。16日付の新華社が伝えた。
劉氏は「中米両国はエネルギー分野における技術協力を非常に重視している。この分野における平等・互恵・ウィンウィンの共同開発が将来的な産業や新興市場を共同で育成し、エネルギー構造のグレードアップを推進し、省エネ・排ガス削減を推進していく手助けとなる。双方は中米クリーンエネルギー共同研究センターをモデルに、双方が関心を抱く他の分野においても科学技術協力を強化し、世界の調和を図りつつ健全で持続可能な発展に向け積極的な役割を果たしていきたい」と述べた。
中米クリーンエネルギー共同研究センターは両国の政府担当部門がリーダーシップをとる、両国の産学官の力と資源を集め、両国が最も関心を寄せるクリーンエネルギーの分野で連携した機関で、昨年11月に提携議定書を締結後、順調に協力が進められている。