2010年11月29日-11月30日
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北京現代、第3工場建設へ 年産100万台目指す

2010年11月30日

 中国・韓国合弁の北京現代汽車が約65億元を投資する第三工場の定礎式が28日、北京市順義区楊鎮で行われた。新工場が完成すれば、北京現代の年間生産台数は100万台に拡大する。北京市の郭金竜市長は「第3工場の建設は北京市の経済成長や全国の自動車産業の発展に重要な戦略的意義がある」と語った。人民網が29日伝えた。

 式典には、全国政治協商委員会の賈慶林主席、北京市委員会の劉淇書記らが駆けつけた。郭市長は「先に閉幕した第17期党中央委員会第5回全体会議(5中全会)において第12次5カ年計画(2011-15年)が採択された。自動車産業は今後も全国の経済成長の一翼を担う。北京市の5大基幹産業のひとつ、自動車産業の発展スピードが将来、北京経済の持続的かつ健全な発展の重要な役割を担う だろう。北京現代の第3工場建設の意義は大きい」と述べた。

 北京現代の第3工場は2012年に完成、稼動する。第1期の年間生産能力は乗用車30万台、エンジン20万個。第2期の年間生産能力は乗用車40万台、エンジン40万個に達し、北京現代の年間生産台数は100万台にまで拡大する。

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