2010年12月01日-12月03日
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武漢-広州高速鉄道に次世代高速列車が導入

2010年12月03日

 武漢-広州高速鉄道で12月3日、次世代高速列車CRH380Aが正式に導入され、同日の運輸業務を行った。同車両は上海-杭州高速鉄道への導入後、別な路線における初の運行となった。中国新聞網が2日に伝えた。

 同列車は現在のところ運行速度が世界最速で、科学技術レベルが世界最高の国産CRH列車(和諧号)であり、営業時速は350キロ、最高時速は380キロ。多方面においてシステムイノベーションを実現した、世界的に見てもトップクラスの列車だ。今年10月26日に開通した上海-杭州高速鉄道にもこの列車が導入され、テスト運行では時速416.6キロという鉄道の世界最高時速を樹立している。

 同列車は現在世界で最も品質が優れ、機能が揃い、安全で信頼性の高い製品だ。武漢鉄道局に納品された同列車は計8編成。それぞれVIP席(定員12人)、一等個室(定員6人)、一等車(定員89人)、二等車(定員387人)があり、乗車定員の合計は494人となっている。

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