2010年12月13日-12月17日
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中国発明協会、設立25周年を祝賀

2010年12月16日

 全国発明家の日にあたる15日、中国発明協会による「第6回全国会員代表大会および協会設立25周年記念大会」が北京で開催された。科技日報が15日伝えた。

 大会には国務院の温家宝総理から祝電が寄せられ、中国共産党中央政治局委員で国務委員の劉延東氏と全国政治協商会議副主席で科技部部長の万鋼氏が大会に出席してスピーチを行った。

 温総理は祝電の中で、「中国発明協会は設立以来、一般市民による発明創造の事業推進に力をいれ、わが国の経済・社会発展に重要な貢献をしてきたが、さらに努力を続け、科学技術に携わる人々や一般市民の発明創造の主体性を幅広く鼓舞することで、より多くのオリジナルの知的財産権を取得し、より多くの発明家を生み、発明成果の産業化に力を入れ、革新型国家の建設に向けさらなる貢献をしてもらいたい」と中国発明協会の25年にわたる活動を評価し、今後の活動に期待を示した。

 第1回中国発明協会副会長を務めた劉女史はスピーチの中で、「中国発明協会は設立から25年間、党や政府と多くの発明家を結ぶ架け橋となり、人材を束ね、一般市民の知恵を引き出し、発明成果の製品化に取り組み、わが国の近代化に積極的な貢献をしてきた。これからも進んで新しいことに取り組み、革新を恐れず、一般市民の発明の潜在力を引き出していってもらいたい」と語った。

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