中国では携帯電話の契約者が8億4300万人、携帯電話からインターネットを利用している人は3億人近くにのぼり、携帯電話を媒体とする第5のメディアがすでに人々の生活に入り込んでいる。「中国青年報」が16日伝えた。
携帯電話による情報サービスは何から何まで揃っている。簡単な情報サービスからゲーム、ニュース、ミニブログ、スマートフォン向けアプリケーションにいたるまで、パソコンでインターネットを利用するのとかわらない機能がいろいろ楽しめる。携帯電話はすでに大衆と情報化社会をつなぐ重要なツールとなっている。今年上半期この第5のメディアの市場規模は約20億元に達した。
「第5のメディア業界発展報告」によれば、この第5のメディアを人々が日常的に利用するようになって間もないが、その産業規模はすでにかなりのもので、しかもまさに今急成長期にある。その特徴である新しいサービスモデルをベースに、様々な応用技術が開発され、メディア業界のビジネスモデル、産業チェーンの各段階の役割に影響を及ぼしつつある。第五媒体研究センターの予測では、2015年までに中国の携帯電話の契約者数は13億8千万人、携帯ネットユーザーは10億6千万人に達するという。