2010年12月13日-12月17日
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北京市、優秀なポスドク10人を表彰

2010年12月17日

  人材育成を優先する北京市の発展戦略を掘り下げるため、際立った貢献をした優秀な博士研究員(ポスドク)、「ポスドク科学研究流動ステーション」(大学や研究機関に設置)、「ポスドク科学研究工作ステーション」(企業に設置)を称える表彰式が開催された。北京に博士研究員制度を設立して以来、優秀な個人や団体が表彰されたのは初めて。科学時報が17日伝えた。

  表彰式では北京市人力資源社会保障局が、王連才氏ら10人に「ポスドク英才」の栄誉称号、首都医科大学の臨床医学博士研究員科学研究流動ステーションなど3カ所に「優秀ポスドク科学研究流動ステーション」の栄誉称号、首鋼総公司のポスドク科学研究工作ステーションなど7カ所に「優秀ポスドク科学研究工作ステーション」の栄誉称号を贈った。

  政府が博士研究員制度を1985年に設立して以来、北京は「科学研究流動ステーション」と「工作ステーション」計671カ所、博士研究員数累計27万人、在籍中の博士研究員数約8800人といずれも全国で最も多い。

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