2010年12月27日-12月31日
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国産大型機C919 基準ふまえ全面的な研究製造へ

2010年12月27日

 中国民用航空局は24日に北京で、中国商用飛機有限責任公司が製造した大型旅客機「C919」の規格・サイズ合格証申請を正式に受理した。このことは、注目を集める国産大型機C919の研究製造が航空基準を厳格に踏まえて全面的に展開されるようになることを意味する。中新網が25日伝えた。

 このたびの申請者である同公司は、2014年に大型旅客機の運航をスタートさせ、2016年に中国民航局の規格・サイズ合格証と関連の証明書を取得することを計画するとともに、同局を通じて欧米の航空当局による認可の取得を目指すことを計画している。認可を取得すれば、C919がすでに運航する世界トップレベルの航空機と同等の安全基準を備えていることが明らかになる。

 C919の研究製造は航空基準を満たすことを先行的な原則として堅持し、世界に通じる航空基準に全面的に基づいて設計、研究、製造を行うとともに航空基準の審査を行って、安全性の保証につとめている。2009年10月、同公司と同局は安全保障協力計画に調印し、10年10月、同公司は同局にC919の規格・サイズ合格証申請を正式に提出した。審査評価を経て、同局は同公司が提出した申請資料と補充資料は航空規章と管理プロセスの要求に合致しているとして、申請書を正式に受理した。

 大型旅客機の規格・サイズ合格証申請を受理したことは、C919の研究製造が世界に通じる航空基準を厳格に踏まえて行われており、計算、分析、テスト、テスト飛行などの方法によって航空基準に合致していることを証明するための作業が全面的にスタートしたことを意味する。

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